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Dr.イワサキ

Dr.イワサキプロフィール
岩崎輝雄(いわさき・てるお)

1933年島根県松江市生まれ。協会監事・学術部会代表幹事/北海道大学 健康・予防医学 教育学博士/健康評論家。
温泉健康法として「クアハウス」、森の健康法として「森林浴」を発案、企画・運営指導に携わる。その間、一貫して厚生省、農水省、環境省の補完事業を担当。レジオネラ菌対策、シックハウス対策にも係わっている。
著書に「温泉と健康」(厚生科学研究所)、「クアハウスの健康学」(総合ユニコム社)、「森林の健康学」(日本森林技術協会)などがある。

Dr.イワサキの今月の水のお話し
協会のご意見番「Dr.イワサキ」こと岩﨑教授が、ちょっと気になること、不思議に思うこと、愉快な出来事などなど、毎月楽しい内容をお話ししていきます。

Vol.1 ◆マウスに附着したゴミ

愛用のパソコン2台が書斎の中央に我が物顔で陣取っている。使う程度でも違うのだろうが、機能的には図書館1施設ぶんほどに匹敵するほど、いや最新情報を世界から瞬時で獲得することを思えば報道機関1社ぶんもこれに付け加えよう。
 巷で話題?の新人後期高齢者の仲間のひとりである小生は世界の最新生命科学情報の配信・受信にパソコンの恩恵をモロに受けている一人として、これに足を向けて寝てはいられない。
 でも最高で精緻なこの機器にも人並みな欠陥がある。そして余りにも多大な恩恵の前に利用者はそのことに決して文句は言わないし、そんな話はまず聞かない。
 それはマウスにこびりつくゴミである。仕事上、化学数式の上付き下付きの文字飾りにはマウス様の動きに頼るしかない。小生、光学式マウスが主流の現在、頑固にもゴム球体式のトラックボールマウスを使い続けているわけだが、問題のゴミは複雑なゴム球体の3次元回転運動を支える棒とボールの合成樹皮にしっかりこびり付いている。常識的にはこの状態であれば爪楊枝などで前後左右に擦る事で済むはずなのだが、驚くべきは飛び出たボール部分からピンセットで摘むと一定の方向に剥げるという原則がある事だ。堆積した微細なゴミをきれいに剥がすのにもコツがいるという訳だ。
 人類の悠久な関係の深い「水」にも一見単純系に見えてもその奥は気の遠くなる複雑系の場合がある。またその逆も存在する。微細なナノメーターの世界にこそ、案外たわいのない原則があるのかもしれない。
 それはともかく、そろそろ小生も若い者達の言うことを聞いて光学式マウスを買いに行かねばならぬかな?と、思う今日この頃である。
 では、また。

(0908-001)