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基準値の12万倍のレジオネラ菌検出/岩手

 2008年9月10日(水)付の朝日新聞は、県環境保全課は9日、県南にある旅館の共同浴槽から、基準値の12万倍のレジオネラ属菌を検出した、と発表した。
 この旅館は少なくてもここ2年以上、義務づけられた浴槽水検査をしていなかったという。県は「今のところ健康被害の訴えがない」などの理由から、旅館名や所在地を明らかにしていないという。
 同課によると、旅館が8月22日に採水して検査したところ、100ミリリットル当たり120万CFU(厚労省の基準値は10 CFU未満)のレジオネラ属菌が検出されたという。
 県の旅館業法施行条例は、年1回(循環型浴槽は年2回)以上、浴槽の水を自主検査することと、検査で基準値以上の菌が検出された場合は保健所に届け出ることを義務づけている。
 今回レジオネラ属菌が検出された旅館の浴槽は循環型で、年に2回以上の自主検査をしなければならない。しかし、同課によると最後の検査は2006年6月で、それ以降は検査報告はないという。
 県は同旅館に対し、再検査で安全が確認されるまで共同浴槽の使用自粛、濾過(ろか)装置や浴槽の清掃・消毒、気泡発生装置の使用禁止などを指導した。今後、改善計画の提出も求める方針とのこと。
 施設名などを公表しない理由について、県の担当者は▽現在、健康被害が確認されていない▽潜伏期間などから、今後患者が発生する可能性が低いから―としているという。
ニュース資料:2008年(平成20年)9月10日(水)朝日新聞


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