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受水槽に遺体1カ月―松阪で飲食店などの水道水に/三重

 2008年12月4日(木)付の中日新聞は、三重県松阪市船江町の「松阪ショッピングセンターマーム」の屋外にある水道水の受水槽内から11月27 日、自殺して1カ月近く経過したとみられる男性の遺体が見つかった、と伝えた。
 受水槽の水はマーム内の飲食店などで飲料水や調理用として使われていたという。マームには客から問い合わせが相次いだが、松阪保健所とマームは「微生物検査などの結果、水質は安全上問題はなかった」としているとのこと。
 松阪署などによると、点検業者が受水槽(縦3メートル、横12メートル、高さ3メートル)の天井に穴があき、中に遺体が浮いているのを発見。遺体は同県伊勢市内の40代の会社員で、11月1日に行方不明になっていた。マームの高さ約11メートルの非常階段踊り場から飛び降りて受水槽の天井を突き破り、水死したとみられるという。
 マームにはジャスコ松阪店と76の専門店があり、ジャスコと11専門店で食品を扱っていた。マームは遺体が発見された先月27日に水道水の供給をすべて停止し、飲食店や理髪店の営業を休止。店頭にあった食品もすべて引き揚げたという。さらに、同日中に松阪保健所の指導を受けて槽内の水を専門機関で検査し、29日に微生物やウイルスなどの異常発生がないことを確認。受水槽内の水をすべて排出し、内部を消毒したという。
 食品を扱う店舗は安全が確認された30日以降に順次再開し、今月3日から平常営業に戻っているとのこと。約100件の問い合わせを受けたマームは「食品衛生法、水道法上の安全は確かめたが、気持ちの面でご心配をおかけし、申し訳ありませんでした」とコメントしているという。
ニュース資料:2008年(平成20年)12月4日(木)中日新聞


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