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岩木保健福祉センターからレジオネラ菌/青森

 2011年12月28日付の東奥日報は、弘前市は28日、市岩木保健福祉センターの男女それぞれの浴槽で基準値を超えるレジオネラ菌を検出したため、当分の間、浴室を臨時休業すると発表した、と伝えた。
 市健康推進課によると、県条例に基づく定期水質検査を12日に実施。26日に判明した検査結果によると、男子浴槽から100ミリリットル当たり60個、女子浴槽から同160個と、基準の同10個未満を上回るレジオネラ菌を検出したため、同日から直ちに休業措置を取った。
 同浴室は市社会福祉協議会のデイサービス事業に登録している高齢者約60人が利用している。レジオネラ菌は肺炎などを引き起こす場合があるが、健康被害の報告はないという。休業中の高齢者への入浴サービスは、他の温泉施設で行う。
 同課は年明け以降、浴室の消毒洗浄作業と水質検査を行い、安全を確認した上で再開する方針。担当者は「1月中の再開は難しいかもしれない」と話した。
 同センターでは昨年9月にも浴槽から基準値を超えるレジオネラ菌を検出。今年1月まで約3カ月半にわたって休業した。

ニュース資料:2011年(平成23年)12月28日(水)東奥日報