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福祉施設浴槽からレジオネラ菌/静岡

 平成24年(2012年)3月8日(木)にNHK静岡放送局は、お年寄りなどが利用する富士市の福祉施設の浴槽の湯から基準を超えるレジオネラ菌が検出され、富士市は当分の間、この浴槽の使用を中止しましたと、伝えた。
 使用が中止されたのは富士市伝法にある社会福祉センター広見荘の浴槽です。
 富士市によりますと先月14日の定期検査で男性用の浴槽から基準の2倍、女性用の浴槽からは4倍のレジオネラ菌が検出されたということです。
 富士市では一時使用を中止し、2週間後に再び水質検査を行ったところ女性の浴槽から基準のおよそ200倍のレジオネラ菌が検出されたということです。
 男性用の浴槽からは検出されませんでしたが配管が一部でつながっていることから、いずれの浴槽も当分の間、使用中止としました。
 これまでに体調不良を訴える人はいないということです。
 この施設では毎日、閉館後にすべての湯を抜いて清掃しているということで富士市は「レジオネラ菌が検出された原因がわからないが浴槽や配管などの消毒を徹底したうえでもう一度検査を行い使用再開の時期を決めたい」としています。

ニュース資料:2012年(平成24年)3月8日(木)NHK静岡放送局