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基準値超す四塩化炭素 北区の都施設敷地 地下水から検出/東京

 2012年9月6日(木)付け朝日新聞は、都は、都立産業技術研究センターの旧西が丘庁舎(北区西が丘3丁目)の敷地の地下水から、環境基準値の2,250倍の有害な四塩化炭素を検出したと発表した、と伝えた。
 敷地境界の地下水からも165倍の四塩化炭素を検出。都などは「健康への影響が懸念される」として、周辺住民に井戸水を飲まないように呼びかけている。
 庁舎の敷地(33,494平方メートル)は、旧陸軍の武器の保管庫の跡地で、1970年に都が施設を開設。昨年9月末に移転のため閉鎖し、今年6月から土壌調査をしていた。
 その結果、敷地内17カ所のうち9カ所の地下水で、基準値(1リットルあたり0.002ミリグラム以下)の1.05倍〜2,250倍の四塩化炭素が出た。
 汚染範囲を調べるため、敷地境界の地下水を調べたところ、2カ所すべてで基準値の10.5倍〜165倍の四塩化炭素も検出したという。
 都は引き続き、汚染原因や範囲を調べる。
 研究センターの半径1キロ以内に住民の飲用井戸が17カ所あり、都は安全が確認されるまで飲用を控えるよう求めている。
 四塩化炭素は、長期摂取すると内臓などに障害を起こすとされ、1996年に製造が禁止された。かつては消化剤などに使われていたため、都は「武器保管庫が原因だった可能性とともに、研究センターで使った薬品が流出した可能性もある」としている。

ニュース資料:2012年(平成24年)9月6日(木)朝日新聞