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串間温泉が営業再開/宮崎

 2012年(平成24年)11月18日(日)にNHK宮崎放送局は、国の基準を超えるレジオネラ菌が検出され、今年4月から営業を休止していた串間市の温泉施設が、保健所の許可を改めて受け、18日およそ7か月ぶりに営業を再開した、と伝えた。
 串間市が所有する温泉施設「串間温泉いこいの里」は、国の基準を超えるレジオネラ菌が検出されたにもかかわらず、運営や管理を委託されていた宮崎市の業者が、保健所に報告しなかったことが発覚し、今年4月から営業を休止していました。
 串間市はその後、委託先を串間市内の別の業者に替え、施設を全面的に消毒するなどした上で、保健所の許可を改めて受け、18日およそ7か月ぶりに営業を再開しました。
 施設の前で再開を祝う催しが行われ、地元の子どもたちによる和太鼓の演奏などが披露されました。
 施設では、レジオネラ菌が検出されたひのき風呂を、菌が繁殖しにくい石風呂に替えたほか、浴場のいすや洗面器などもすべて新しくしました。
 また入浴料も、中学生以上の場合でこれまでより50円安い500円に値下げし、再開を待ちわびていた人たちがさっそく湯船につかって楽しんでいました。
 新たに委託を受けた業者の社長は「衛生面に十分注意し、安心安全をモットーに営業していきたいと」と話していました。

ニュース資料:2012年(平成24年)11月18日(日)NHK宮崎放送局