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渋谷の温泉施設爆発、2被告に禁錮求刑/東京

 2012年(平成24年)12月7日付け読売新聞は、東京・渋谷で2007年、6人が死傷した温泉施設「SHIESPA(シエスパ)」の爆発事故で、業務上過失致死傷罪に問われた大成建設社員・角田宜彦(54)、ユニマット不動産元取締役・菅原啓之(50)両被告の論告求刑公判が7日、東京地裁であり、検察側は角田被告に禁錮3年、菅原被告に同2年を求刑した、と伝えた。
 2人は無罪を主張しており、25日の最終弁論で結審する。
 検察側は論告で、源泉のくみ上げ施設内にメタンガスが充満して爆発したことが、事故原因だと指摘。
 設計担当の角田被告はガス漏れを防ぐ措置の必要性を認識しながら施設所有者のユニマット側に伝えず、保守管理を統括する菅原被告はガス検知器の設置などの対策を講じなかったとし、「基本的な注意義務を怠り、重大な結果を引き起こした」と述べた。

ニュース資料:2012年(平成24年)12月7日(金)読売新聞