トップページお知らせ【千葉県松戸保健所主催「令和5年度レジオネラ症防止対策等衛生講習会」の講師を担当】

<ご注意>

最近、当協会の会員でないにもかかわらず、あたかも会員であるかのような記載をホームページに掲載している団体・企業がありますが、当協会とは一切、関係ありませんので、ご注意下さい。なお、当協会の会員については、本ホームページの「会員紹介」ページをご覧下さい。

本ホームページに記載されている文書やグラフなどを無断使用している団体・企業がありますが、使用の際は必ず出典を明示して下さい。あるいは、事前に当協会にお問い合わせ下さい。

【お問い合わせ】
〒111-0051
東京都台東区蔵前4-6-7
MBCビル5F
電話    03(3863)2702
ファックス 03(3863)2877
Eメール  info@suirikyo.or.jp

お知らせ
■千葉県松戸保健所主催「令和5年度レジオネラ症防止対策等衛生講習会」の講師を担当

 千葉県松戸保健所(松戸健康福祉センター)は、『令和5年度レジオネラ症防止対策等衛生講習会』を10月20日(金)に千葉県東葛飾合同庁舎6階第一会議室にて開催しました。
 保健所職員によるレジオネラ症の概要説明と県内の発生状況、行政検査等内容の講習の後、当協会職員が「入浴施設等のレジオネラ症防止対策」と題し講習を行いました。
 はじめにレジオネラ症とレジオネラ属菌について説明し、これまでに起きた国内の集団感染事例のうち近年の事故事例を2件紹介し、事故が起きた要因として施設設備に問題がある場合と、管理者による管理体制等に問題がある場合があり、適切な衛生管理の重用性について話しました。
 続いてレジオネラ属菌はバイオフィルム内で大量に繁殖すること、入浴設備のレジオネラ対策にはバイオフィルムの除去が効果的であること、浴槽、集毛器、循環配管のみならず、水位計、連通管など普段管理が行き届きにくい機器類が特にバイオフィルム付着のリスクが高いことから設備機器ごとに具体的な日常の衛生管理方法の説明を行いました。千葉県松戸保健所主催「令和5年度レジオネラ症防止対策等衛生講習会」
 さらに浴槽水だけでなくシャワー設備でもレジオネラ属菌が検出されることがあり定期的な洗浄と消毒の対策が必要なこと、消毒装置も定期的な点検確認と清掃が必用な事などを説明し、循環式浴槽では1年に1回以上定期的に配管洗浄を行いバイオフィルムを取り除き適切な衛生対策を行う必要があること、その主な洗浄方法について話しました。
 最後にその他設備のレジオネラ症対策として冷却塔家庭用超音波式加湿器の事故事例と対策について話をして講習を終了しました。