<ご注意>
最近、当協会の会員でないにもかかわらず、あたかも会員であるかのような記載をホームページに掲載している団体・企業がありますが、当協会とは一切、関係ありませんので、ご注意下さい。なお、当協会の会員については、本ホームページの「会員紹介」ページをご覧下さい。 千葉県千葉市保健所は、『令和7度レジオネラ対策講習会』を10月3日(金)に市保健所会議室(千葉市市中央区・千葉ポートサイドタワー内)にて開催しました。
講習対象施設は市内の公衆浴場営業者、旅館業施者から参加希望施設が参加し、現地講習ととともにオンラインを併用したハイブリッド方式で実施されました。
はじめに保健所職員により「令和6年度の立入検査結果について」の説明があり、続いて当協会職員が「レジオネラ対策について〜入浴設備の清掃・消毒方法〜」と題し講習を行いました。
講習はレジオネラ症とレジオネラ属菌についての基本的な内容、事故事例をお話しした後、レジオネラ属菌はバイオフィルム内で大量に繁殖すること、つまりバイオフィルムはレジオネラ症の感染源であること、入浴設備においてバイオフィルムが付く原因は清掃消毒の不徹底、遊離残留塩素濃度の管理不足などが多いこと、効果的な対策手段はバイオフィルムの除去が重要であることを話しました。
さらにシャワー設備でもレジオネラ属菌が検出される事があるため定期的な洗浄・消毒が必要なこと、塩素以外の浴槽水の消毒方法、循環式浴槽では1年に1回以上循環配管の洗浄を実施することにより、バイオフィルムを取り除き適切な衛生対策を行うことなどについて話しました。