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キャンプ場の露天風呂で基準を超えるレジオネラ属菌検出/宮城

 2009年4月18日(土)付の毎日新聞は、県は17日、県南広域振興局管内(県南部5市4町)の民間宿泊施設の風呂で、基準値の1~100倍のレジオネラ属菌が検出された、と発表した。
 健康被害の報告はないという。施設は3月30日に基準値超過を把握したが、県に報告したのは4月16日だった。県は衛生管理や報告の徹底を注意、指導した。
 県県民くらしの安全課によると、3月30日に施設が行った自主検査で、基準値(100ミリリットルあたり10単位)を上回るレジオネラ属菌が、男性用屋内風呂で1000単位▽女性用屋内風呂2カ所で70~80単位▽男性用露天風呂で10単位-検出された。
 施設はこの後自主休業し、清掃・消毒を実施。4月4日の再検査結果が基準値内だったため営業を再開した。同課に対し「清掃消毒を優先しため報告が遅れた」などと説明しているという。
 同課の小笠原俊明主査は「原因は特定していないが、施設の検査で陰性の結果が出た。県が改めて検査する必要はない」と述べた。
ニュース資料:2009年(平成21年)4月18日(土)毎日新聞


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