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一時騒然、郵便局で赤痢疑いの検体が破裂/茨城

 2011年10月18日(火)付の読売新聞は、18日午後3時50分頃、水戸市三の丸の水戸中央郵便局で「郵便物が破裂した」と男性局員から110番があったと、伝えた。
 水戸署員が駆け付けると、同局1階の保冷郵便室で郵便物内のプラスチック製容器が破裂し、アメーバ赤痢に感染した疑いがある患者の検体(約10ミリリットル)が飛び散っていた。
 当時、室内は無人でけが人はなく、感染の恐れもないという。
 発表などによると、郵便物は茨城県衛生研究所(水戸市)が国立感染症研究所(東京都新宿区)に送った段ボール箱1箱(縦横各20センチ、高さ15センチ)。中には、ドライアイスで覆った検体の容器を入れたプラスチック製容器が入っていた。同署はドライアイスが気化して膨張し、プラスチック製容器が破裂したとみているという。
 県衛生研究所は「空気感染する恐れはなく、口などから直接体内に取り込まない限り感染しない」としている。
 現場は局員と客が全員、屋外に退避するなど一時騒然となった。

ニュース資料:2011年(平成23年)10月18日(火)読売新聞