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旅館への配湯一時止まる 湯原温泉 ポンプ故障で/岡山

 2012年2月14日(火)付け山陽新聞は、真庭市の湯原温泉で13日、旅館配湯用のポンプが故障し、一時配湯が止まっていたことが14日、市への取材で分かった、と伝えた。
 泉源を管理する市の連絡が行き届かず、旅館などは入浴客の予約取り消しや払い戻しなど対応に追われた。
 市によると配湯は、泉源からポンプでいったん高所にあるタンクに湯を押し上げた後、旅館など19施設へ送る。13日午前3時ごろ、タンクの湯量低下を知らせる警報が鳴り、市湯原支局職員が、ポンプのパッキンが摩耗し、湯が漏れているのを見つけた。バルブを閉めて修理したが、同日午後1時半の復旧までに各旅館への連絡を怠っていた。
 湯原町旅館協同組合によると、日帰り入浴の予約取り消しが相次ぎ、古林伸美代表理事は「配湯停止は各旅館で火災やポンプ故障の原因にもなるだけに、市から連絡がなかったのは問題」と指摘。市湯原支局は「緊急トラブルの際は、各施設への連絡を徹底したい」としている。

ニュース資料:2012年(平成24年)2月14日(火)山陽新聞