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熱海の福祉施設浴場使用禁止/静岡

 平成24年(2012年)4月21日(土)にNHK静岡放送局は、障害者などが利用する熱海市の福祉施設の女性用の浴槽の水から法律の基準を超えるレジオネラ菌が検出され、市は20日から安全が確認されるまでの間、男性用も含め入浴施設の使用を中止しています、と伝えた。
 入浴施設の使用が中止されているのは、熱海市が管理・運営している「熱海市総合福祉センター」です。
 熱海市によると、今月5日に行った定期検査で女性用の浴槽の水から法律で定められた基準の2倍のレジオネラ菌が検出されました。
 レジオネラ菌は肺に入ると高熱が出たり、呼吸障害を起こすおそれがあり、熱海市は男性用も含め20日から当分の間、施設の入浴施設の使用の中止を決めました。
 センターの入浴施設は60歳以上の市民や障害がある市民は無料で利用できますが、これまでに体調不良を訴えている人はいないということです。
 入浴施設以外の多目的ホールや体育室などは通常通り使用できるということで、熱海市は「浴槽や配管の消毒を徹底して行い再検査をして安全が確認されたら、利用を再開したい」としています。

ニュース資料:2012年(平成24年)4月21日(土)NHK静岡放送局