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都城の温泉施設でレジオネラ菌 基準値の7倍/宮崎

 2012年(平成24年)12月19日付け読売新聞は、都城市は18日、市営の温泉宿泊施設「かかしの里ゆぽっぽ」(都城市山田町中霧島)を利用した市内の男性(50歳代)がレジオネラ菌による肺炎を発症したと発表した、と伝えた。
 同市は18日から「ゆぽっぽ」と、源泉が同じ山田温泉(同)を自主休業した。
 市などによると、男性は今月4日と9日、ゆぽっぽの温泉を利用。
 11日に体調不良を訴え、宮崎市の病院に入院した。
 レジオネラ菌による肺炎の症状がみられたため、同市を介して連絡を受けた県都城保健所がゆぽっぽの浴槽などを検査したところ、5か所から国の公衆衛生基準(100ミリ・リットル当たり10個未満)の最高7倍となる菌を検出した。
 ゆぽっぽは同市の指定管理者「くえびこ山田」(社長=野村秀雄・都城市副市長)が運営。
 11月の定期検査で菌は検出されなかったという。
 野村社長は「年内の再開は難しいが、洗浄と消毒を行って出来るだけ早く営業したい」としている。
 都城市は健康課(0986・23・2111)と山田総合支所市民生活課(0986・64・1111)で健康影響などの相談を受け付けている。

ニュース資料:2012年(平成24年)12月19日(水)読売新聞