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レジオネラ症感染者数、過去最多を大きく上回る1,000名を超える報告数に要注意!!(随時更新)
  2013年は過去最多の1,000名を超す感染者の報告がありました!!  予防に努めましょう!!

レジオネラ菌:倉敷の介護施設で4人感染 発症の男性肺炎で死亡/岡山

 2014年(平成26年)1月24日付け毎日新聞は、倉敷市保健所は23日、同市東塚5の介護老人保健施設「和光園」(小橋秀広施設長)でレジオネラ菌の集団感染が発生したと発表した、と伝えた。
 入所者約60人のうち、90歳代の女性3人と80歳代の男性1人の計4人が発症し、男性が同日、肺炎のため死亡した。
 男性は誤えん性肺炎の可能性もあり、死因と感染の因果関係は現在不明という。感染・発症すると発熱や息切れ、せき、筋肉痛などが出る。女性3人は入院中で「容体は安定している」という。
 今月6日に寝たきりの女性1人が発症し、以後16日に女性、18日に女性、20日に男性がそれぞれ発症した。
 保健所は患者からのレジオネラ抗原検出の連絡を受け、10~22日に計3回立ち入り指導を実施。
 園の自主検査で園内4カ所の入浴施設のうち、女性用一般浴場1カ所から基準値を超える菌が検出された。
 4人のうち、同浴場を使ったのは1人だけ。
 菌は水蒸気などで広がり、人から人には直接感染しないため、保健所が感染経路などを調べている。
 保健所によると、浴場の湯などの残留塩素濃度は基準を満たしていたが、「一時的に下がる場合は考えられる」という。「比較的良好に衛生管理されている施設でも発生したことは深刻に受け止めている」とし、市内の同様施設に注意喚起する文書を送る。
 同保健所が発足した2001年度以降、レジオネラ菌の集団感染が倉敷市内で確認されたのは初めて。

ニュース資料:2014年(平成26年)1月24日(金)毎日新聞