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水に関するニュース


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中学校の貯水槽ひび割れ、漏水で4百万円分むだ/東京

 2015年(平成27年)4月11日(土)に読売新聞は、東京都町田市立南中学校で2013年1月までの約3年半、同校体育館・プール棟地下2階にある貯水槽(容量約300立方メートル)にひび割れが入っているのに気づかず、計約1万立方メートルの漏水が起きていたことが、同市への取材で分かった、と伝えた。
 貯水槽は雨水を体育館のトイレ洗浄とグラウンドの散水に再利用するため設置され、雨水が足りない場合は自動的に水道水が補充される仕組み。同市の積算では、総額約400万円分の水道水がむだに補充されたという。
 同市によると'13年1月、バルブ操作のミスで貯水槽の水があふれた際に正常な水量に戻らなかったため、貯水槽を調べたところ、底の数か所にひびが入り、漏水していることが判明した。水量のデータの精査で、漏水は'09年7月から起きていたことも分かった。
 現在は貯水槽の内部を仕切って漏水部分の使用をやめ、トイレの洗浄水などは水道水に切り替えている。市は雨水の再利用をやめることも含めて対応を検討している。
 貯水槽は地下1階にある温水プールとともに、常駐している委託業者の設備員が管理、水量や水道料金の管理は市が担当している。長期間にわたり異常に気付かなかったことについて、市学校教育部の岸波達也施設課長は「プールで使う水が貯水槽関係の水量よりはるかに大きく、全体で見ると水道料金などに変化が表れにくかった」と説明し、「今後は推移を細かくチェックして再発防止を図りたい」としている。

ニュース資料:2015年(平成27年)4月11日(土)読売新聞