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桜田小プールで塩素ガス発生 消毒液誤処理、教諭ら2人入院/山形

 2015年(平成27年)7月2日付け山形新聞は、1日午前8時ごろ、山形市桜田小(渡辺修校長)で、プールの機械室から塩素ガスが発生した、と伝えた。
 同校によると、女性教諭がプールの水質を調整する作業をしていた際、消毒液を違う投入口に誤って入れたため、化学反応が起き、ガスが発生したという。女性教諭と連絡を受けて処理に当たった業者の男性の計2人が入院した。いずれも命に別条はないという。体調不良を訴える児童はいないという。
 同校によると、女性教諭は1人で塩素濃度を調整する作業をしていた。水質を管理するための薬品を注ぎ入れる投入口は二つ並んでおり、女性教諭は誤ってごみなど水の汚れを凝集する薬品を入れる投入口に消毒液を注いだという。
 水の汚れを凝集する薬品は酸性で、消毒液はアルカリ性のため、混ざり合って塩素ガスが発生したとみられる。異変に気付いた女性教諭は教頭、校長に連絡。教室の窓を閉めてガスが流入しない対策を取った。臭いはすぐに薄れた。この日は通常通りに授業を行った。
 同校はプールの機械室を管理している業者に連絡し、原因を確認するなどの処理を依頼した。業者の男性は機械室内で作業し、安全を確認した際は体調に異変を感じなかったが、現場を離れた午後になって不調を訴え受診し、病院側が119番通報。山形市消防本部が残留ガスの有無を調べ安全を確認した。
 渡辺校長は「多くの人に心配と迷惑を掛け、申し訳ない。再発防止に努めたい」と述べた。

ニュース資料:2015年(平成27年)7月2日(木)山形新聞