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2025年(令和7年)4月29日(火)付け読売新聞は、群馬県は29日、神流(かんな)町が供給する水道水が原因の食中毒が発生したと発表した、と伝えた。町民14人が下痢や腹痛などの症状を訴え、検便を行った6人のうち4人からカンピロバクターが検出されたという。14人はいずれも快方に向かっている。県によると、県内で過去10年、水道水が原因の食中毒の事例はないという。
発表によると、症状が出たのは11日以降で、14~19日に同じ医療機関を複数の患者が受診した。保健所の調査の結果、患者の共通の飲食物は町の「相原配水池」から供給される水道水のみと判明。町が検査したところ、細菌数が水道法の定める基準を上回り、大腸菌も検出されたという。
原因は浄水処理していない水の混入とみられる。配水池の水を排出して22日に消毒した際、浄水処理した水が流入する配管とは別の配管からも水が流入していたことが確認され、町はこの配管を塞いだ。その後、細菌数などは基準値に収まったという。
配水池から水道水の供給を受けるのは25世帯で、町は水道水を飲まないよう呼びかけている。今後、カンピロバクターの検査を行い、飲用の可否を判断するとのこと。