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2025年(令和7年)6月24日(火)付け朝日新聞は、仙台市は24日、市内の小中学校で給食の牛乳を飲んだ児童生徒計78人から、味の異変や体調不良の訴えがあったと発表した、と伝えた。そのうち3人が病院を受診した。重症ではないという。訴えがあった学校では、当面の間は牛乳の提供をとりやめるという。
市教委によると、23日昼、若林区内の小学校と太白区内の中学校の2校で提供された牛乳について、計78人が「味が薄い」「苦い」などと訴えた。そのうち8人に腹痛や下痢など体調不良の症状がでたという。
2校に提供された牛乳は同じ事業社が製造していて、製造日は22日、賞味期限は7月1日だった。市教委が2校に牛乳の保管状況について聞き取りをしたところ、中学校では牛乳を2時間ほど常温の環境に置いていたという。24日に市保健所が中学校に立ち入り調査し、低温での保管を指導したという。
学校給食で提供される牛乳をめぐっては、昨年4月にも仙台市を含む県内の11市町で1千人以上にのぼる児童生徒が体調不良を訴えた。当時の市保健所や製造会社側の調査では牛乳から食中毒の原因菌などは見つからず、原因は特定できなかった。
市は今回の問題については、学校での牛乳の保管状況が影響した可能性が高いとしているとのこと。