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CDCは2件のリゾートホテルがレジオネラ症5例に関係すると断定/アメリカ

 アメリカ疾病予防対策管理センター(CDC)は、2010年3月から8月の間に報告された5例のレジオネラ症患者について、アメリカ本土の南に位置するカリブ海のリゾート地ヴァージン諸島・セントトーマス島マリオットにある2件のホテルが関係すると断定、このリゾートホテルの水システムの改善を命じた。
 ヴァージン諸島保健部は、「過去の5例において調査を行った後、ホテルでの修復作業を監視するため、CDC専門家チームと密接に連携し取り組んでいる。」と声明を出した。
 レジオネラ症はアメリカ本土在住者がリゾート地を訪れて感染したことによって発見された。
 保健省広報担当者は、「彼らは入院したが、後に回復した。」と述べた。保健省によると、2つのホテル従業員に感染者はいないとした。
 声明によると、1軒のホテルでは専門家を雇い、当地の洗浄プロジェクトを指導しているという。
 調査結果はまだCDCによって評価されていないが、レジオネラ属菌は検出されていない。
 保健省は、レジオネラ症に感染する可能性があることを客と従業員に通知するようホテル側に求めた。

資料:2011年12月13日(火)付 Virgin Islands Daily News