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ワシントンハイツで2回目のレジオネラ症アウトブレイク、1名死亡/アメリカ

 10月8日、ワシントンハイツで発見された今年2度目のレジオネラ症クラスターで1人が死亡した、と当局が発表した。
 同市の保健省は、15人が病気になり、うち7人が入院していると述べた。当局はプライバシーに関する規則により、犠牲者に関する情報の提供を拒否している。
 2度目のレジオネラ症クラスターはアッパーマンハッタン近郊で命を奪った。このアウトブレイクは9月下旬に始まり、当局者は住民が医療を受けるにつれて症例が増える可能性があると警告した。 調査官は近隣の20の冷却塔をテストしたが、結果が出るまで2週かかるため、予防措置として予備検査で陽性となった11塔の所有者に直ちに浄化を命じた。うち1つの冷却塔が市に登録されていないことが判明した。
 11月7日、レジオネラ症の発生が合計32人となったと市保健局広報担当者が語った。全患者数は倍増しているが、致命的な症例は1つしか残っていないと、保健省の広報担当者は語った。
 11月10日、ワシントンハイツの同じ住宅団地にある冷却塔は、数ヶ月以内に(7月のアウトブレイクに続き)2つのレジオネラ症の発生源となった可能性が高いと確認された。と市健康局は述べた。
  原因は、898 Streetニコラスアベニューと155th Streetにある複合施設のシュガーヒルプロジェクト。 関係者によると、1つの複合施設内の1つのクーリングタワーが、2つのレジオネラ症に繋がった例は初めてだという。

資料:2018年10月8日(月)付 Pix11、10月10日(水)付 NEW YORK POST、11月7日(水)付
Washington Heights Patch、11月10日(土)付 NEW YORK POST